0120と0800はどちらが多い?3か月間の全投稿を集計|どの番号から報告が多いのか

番号の種類でわかること

  1. 1

    報告が多いのは
    携帯電話番号

  2. 2

    集まりやすいのは
    0800の番号

  3. 3

    番号の種類だけでは
    判断できない

Conclusion
まず結論

この記事でわかること

電話帳ナビに3か月間で寄せられたクチコミの全数を、電話番号の種類ごとに集計しました。番号の種類によって、報告のされ方に明確な違いがあります。

1
報告が最も多いのは携帯電話番号

全投稿の38.64%を占めました。ただし報告された番号の数も多く、1つの番号あたりの報告は最も少ない傾向です。

2
1つの番号に報告が集まるのは0800

携帯電話の2.88倍にあたる集まりやすさで、同じフリーダイヤルである0120の1.8倍近くになります。

3
最も報告が少ないのは0570

全投稿の0.78%にとどまりました。一方で報告が続く期間は最も長く、企業の窓口として継続的に使われていることがうかがえます。

Contents

知らない番号から着信があったとき、番号の並びを見て「この番号は大丈夫だろうか」と考えたことはないでしょうか。0120で始まるフリーダイヤル、050のIP電話、見慣れない市外局番。番号の種類によって、危険度に違いはあるのでしょうか。

電話帳ナビには、迷惑電話を受けた方からのクチコミが毎日寄せられています。今回は2026年5月22日から8月23日までの3か月間に投稿されたクチコミを、電話番号の種類ごとに集計しました。対象は期間内の全投稿です。

集計してみると、単純な「多い・少ない」だけでは見えてこない傾向が浮かび上がりました。

集計結果

報告が最も多いのは携帯電話番号

まず、投稿がどの番号の種類に集まっているかを見てみます。

番号の種類投稿の構成比
携帯電話(070・080・090)38.64%
固定電話(市外局番)24.19%
050(IP電話)18.93%
0120(フリーダイヤル)8.27%
0800(フリーダイヤル)6.23%
国際電話2.97%
0570(ナビダイヤル)0.78%
番号の種類別 投稿の構成比の横棒グラフ。携帯電話(070・080・090)38.64%、固定電話(市外局番)24.19%、050(IP電話)18.93%、0120が8.27%、0800が6.23%、国際電話2.97%、0570が0.78%

※ 0990(ダイヤルQ2)と0180(テレドーム)はごく少数のため、表から除いています。

最も多いのは携帯電話番号で、全体の約4割を占めました。次いで固定電話、050と続きます。

タイトルに掲げた0120と0800を比べると、0120が8.27%、0800が6.23%。投稿の数では0120の方が多いという結果でした。

一方で最も少なかったのは0570(ナビダイヤル)で、0.78%。100件に1件にも満たない割合です。

ただし、この表だけで「携帯電話が最も危険」「0570は安全」と結論づけるのは早計です。次の項目で、その理由を説明します。

「投稿が多い」と「1つの番号が悪質」は別のこと

投稿の数だけを見ていると、大事な視点が抜け落ちます。同じ100件の投稿でも、100個の番号に1件ずつ寄せられた場合と、1個の番号に100件集中した場合では、意味がまったく違うからです。

そこで、投稿の構成比と、報告された番号そのものの構成比を並べてみます。

番号の種類投稿の構成比番号の構成比
携帯電話38.64%44.66%
固定電話24.19%27.70%
05018.93%13.98%
01208.27%5.95%
08006.23%2.50%
国際電話2.97%4.51%
05700.78%0.69%
投稿の構成比と、報告された番号の構成比を並べた横棒グラフ。携帯電話は投稿38.64%に対し番号44.66%、固定電話は24.19%と27.70%、050は18.93%と13.98%、0120は8.27%と5.95%、0800は6.23%と2.50%、国際電話は2.97%と4.51%、0570は0.78%と0.69%

携帯電話は、投稿の構成比が38.64%であるのに対し、番号の構成比は44.66%とさらに大きくなっています。つまり多数の番号に、報告が薄く分散しているということです。

反対に0800は、番号の構成比がわずか2.50%であるにもかかわらず、投稿の構成比は6.23%。少数の番号に報告が集中していることが分かります。

番号帯の比較

報告の集まりやすさは0800が突出

この関係を分かりやすくするため、「投稿の構成比 ÷ 番号の構成比」を計算し、報告の集まりやすさとして示します。携帯電話を1.00としたときの相対値です。

番号の種類報告の集まりやすさ
08002.88
01201.61
0501.57
05701.30
固定電話1.01
携帯電話1.00
国際電話0.76
報告の集まりやすさを携帯電話=1.00として比較した横棒グラフ。0800が2.88、0120が1.61、050が1.57、0570が1.30、固定電話1.01、携帯電話1.00、国際電話0.76

0800が2.88と突出しています。 携帯電話のおよそ3倍、同じフリーダイヤルである0120と比べても1.8倍近い数値です。

0120と0800は、どちらも着信側に通話料がかからないフリーダイヤルとして、企業が顧客からの問い合わせ窓口などに使う番号帯です。この2つを比べると、投稿の総数では0120が多いものの、1つの番号あたりで見ると0800の方が報告が集中しているという結果になりました。

0120・0800は、法人が組織的に多数の相手へ架電する際に使われることが多い番号帯です。1つの番号から多くの人へ発信されるため、報告が集中しやすいものと考えられます。

一方、国際電話は0.76と最も低い数値でした。番号を次々と変えながら発信していることを示唆する結果です。

携帯電話番号は「使い捨て」の傾向

もう一つ、番号の性格を示す指標があります。同じ番号に複数の報告が寄せられた場合、最初の報告から最後の報告まで、どのくらいの期間にわたったかという数字です。

期間が短ければ、その番号は短期間で使われなくなったと考えられます。長ければ、継続して使われていることになります。

(2件以上の報告があった番号が対象。日数の中央値)

番号の種類中央値7日以内に途絶えた割合
057033.0日16.6%
012031.9日17.8%
05025.2日23.6%
080024.3日22.1%
固定電話23.9日27.4%
携帯電話20.1日29.2%
国際電話3.1日56.8%
番号の種類別に、同じ番号への報告が続いた期間の中央値を比較した横棒グラフ。0570が33.0日で最も長く、7日以内に途絶えた割合は16.6%。以下、0120が31.9日で17.8%、050が25.2日で23.6%、0800が24.3日で22.1%、固定電話が23.9日で27.4%、携帯電話が20.1日で29.2%。最も短いのは国際電話で3.1日、7日以内に途絶えた割合は56.8%。

最も短いのは国際電話でした。中央値は3.1日、半数以上にあたる56.8%が1週間以内に報告が途絶えています。番号を次々に変えながら発信していることをうかがわせる数字です。

携帯電話番号も、およそ3割が1週間以内に報告が途絶えています。中央値は20.1日でした。固定電話もこれに近い数値です。

対照的に、0570は33.0日と最も長く、1週間以内に途絶えるのは16.6%にとどまりました。0120も31.9日と長期にわたっています。

携帯電話番号は、小規模な事業者や個人による営業活動で使われることが多く、番号の入れ替わりが早いものと考えられます。0570や0120は、企業の窓口として継続的に使われるため、長期にわたって報告が寄せられるものと考えられます。

なお、集計期間は3か月であるため、それを超える期間については測定していません。

その番号、調べてみませんか

着信のあった電話番号を入力するだけで、これまでに寄せられたクチコミを確認できます。会員登録は不要です。

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種類別の解説

番号の種類ごとの性格

ここまでの数値をもとに、番号の種類ごとの特徴を整理します。

携帯電話
070・080・090

投稿38.64%・集まりやすさ1.00。多数の番号から少しずつ報告が寄せられる分散型で、番号の入れ替わりも早い傾向です。小規模な事業者や個人による営業活動で使われることが多いものと考えられます。

070・080・090の違いとは?携帯電話番号の基礎

固定電話
市外局番

投稿24.19%・集まりやすさ1.01。かつては企業からの連絡が中心でしたが、現在は発信者番号を偽装した着信にも使われます。市外局番が表示されていても、その地域からかけられているとは限りません。当社では、固定電話番号を装った着信についての報告が寄せられる傾向を確認しています。

IP電話
050

投稿18.93%・集まりやすさ1.57。取得の手続きが比較的簡単なため、営業目的にも詐欺目的にも使われます。

050電話番号とは?IP電話の基礎知識

フリーダイヤル
0120・0800

投稿は0120が8.27%、0800が6.23%。集まりやすさは0800が2.88と突出しており、0120の1.61を大きく上回ります。法人が組織的に架電する際に使われることが多い番号帯です。

フリーダイヤルとは?0120・0800の仕組み・違い

国際電話
00・国番号

投稿2.97%・集まりやすさ0.76。報告が続く期間も中央値3.1日と最短で、番号を次々に変えていることがうかがえます。警察庁の公表によれば、令和7年中に特殊詐欺に利用された電話番号のうち、約75.5%が国際電話番号でした。心当たりがなければ、出ない・折り返さないことをおすすめします。

国際電話からの着信

ナビダイヤル
0570

投稿0.78%で最少。一方で報告が続く期間は33.0日と最長でした。報告が寄せられている番号の多くは、実在する企業の正規の窓口です。

注意
番号の種類だけでは判断できない

発信者番号は偽装が可能です。実在する企業や公的機関の番号が表示されていても、実際にそこからかけられているとは限りません。逆に、見慣れない番号だからといって危険とも限りません。「0120だから安全」「050だから危険」といった判断はできません。番号の種類は傾向を知る手がかりとしてお使いください。

知らない番号からの着信への対処

番号の種類にかかわらず、次の3点を守れば多くの被害を避けられます。

心当たりのない番号には出ない

急ぎの用件であれば、相手は留守番電話にメッセージを残すか、改めてかけ直してきます。

折り返す前に番号を調べる

電話帳ナビでは、その番号にどのようなクチコミが寄せられているかを検索できます。着信のあった番号を入力するだけで確認できます。

公式の番号へかけ直す

金融機関や公的機関を名乗る電話であれば、表示された番号ではなく、公式サイトやカードの裏面に記載された番号へかけ直してください。

着信した番号を、その場で確認

電話帳ナビのアプリなら、着信中の画面に相手の情報が表示されます。出る前に判断できるので、知らない番号への対応に迷いません。

アプリを見る

集計方法

本記事の数値は、次の条件で集計しています。

項目内容
対象期間2026年5月22日〜2026年8月23日(3か月間)
対象期間内に投稿されたクチコミの全数
分類方法投稿先の電話番号の先頭による機械判定(詳細は下表)
重複の除去投稿IDにより、同一投稿の重複計上を除去
構成比小数第2位まで表示
報告が続いた期間2件以上の報告がある番号について、最初の投稿から最後の投稿までの日数の中央値
報告の集まりやすさ丸める前の構成比をもとに算出。表に記載した構成比から計算した値とは末尾が異なる場合があります
件数の公表実数は公表しておりません
更新頻度半年から1年ごと

電話番号は、先頭の数字によって次のように分類しています。

区分判定条件
01200120で始まる
08000800で始まる
05700570で始まる
050050で始まる
携帯電話070・080・090で始まる
国際電話00で始まる、または国番号から始まる
固定電話上記以外で0から始まる
その他0990・0180

よくある質問

迷惑電話の報告が最も多い番号の種類は何ですか?

携帯電話番号(070・080・090)です。3か月間の投稿のうち38.64%を占めました。ただし報告された番号の数も多いため、1つの番号あたりの報告は最も少ない傾向にあります。

0120と0800では、どちらの報告が多いですか?

投稿の数では0120が多く8.27%、0800は6.23%でした。ただし1つの番号あたりで見ると0800の方が報告が集中しており、その度合いは0120の1.8倍近くになります。

0570からの電話は詐欺ですか?

0570は最も報告の少ない番号帯で、全投稿の0.78%でした。報告が寄せられている番号の多くは実在する企業の正規の窓口です。ただし通話料は発信者の負担となるため、折り返す際は注意が必要です。

国際電話からの着信には出てもいいですか?

国際電話番号からの着信は、そのほとんどが詐欺目的と考えられます。心当たりがなければ出ない・折り返さないことをおすすめします。

番号の種類を見れば、危険かどうか分かりますか?

判断はできません。発信者番号は偽装が可能なため、表示されている番号が実際の発信元とは限らないためです。番号の種類は傾向を知る手がかりとして活用してください。

Summary

この記事のまとめ

  • 迷惑電話の報告が最も多いのは携帯電話番号で、全投稿の38.64%を占める
  • ただし報告された番号の数も多く、1つの番号あたりの報告は最も少ない
  • 1つの番号に報告が集まりやすいのは0800で、携帯電話の2.88倍にあたる
  • 国際電話は報告が続く期間が中央値3.1日と最短で、番号を次々に変えている
  • 発信者番号は偽装が可能なため、番号の種類だけで安全かどうかは判断できない

執筆:電話帳ナビ運営チーム

約20年の電話番号情報サービス運営

月間2億件超の着信判定実績、累計570億件を超える番号識別実績(2026年5月時点)、過去10年間で310万件超の詐欺電話ブロック実績から得た知見をもとに、電話に関する情報を執筆・編集しています。一次情報・データに基づき、ユーザー本位の記事をお届けします。

電話帳ナビ 編集責任者 Y.Fukutoku

Y.Fukutoku

編集責任者

電話番号情報サービスの運営と迷惑電話・特殊詐欺対策を専門とし、コラム全体の編集方針の策定と対策記事の監修を担っています。

電話帳ナビ 編集・記事執筆担当 S.Tachibana

S.Tachibana

編集・記事執筆担当

迷惑電話の解析アルゴリズムを専門とし、日々変化する詐欺手口の調査・分析に取り組みながら、コラム記事の執筆を担当しています。

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