非通知電話はなぜかかってくる?理由と対応の考え方

非通知電話は
なぜかかる?

  1. 1

    正当な非通知
    ある

  2. 2

    個人情報
    伝えない

  3. 3

    続くなら
    非通知拒否を設定

Conclusion
まず結論

非通知は「すぐ出ない・情報を渡さない」が基本

番号が表示されない非通知電話には、医療機関や勤務先など正当な事情で番号を隠す相手と、勧誘や嫌がらせを目的とする相手の両方が含まれます。心当たりがなければ無理に出ず、出ても氏名・住所・認証コードといった情報は伝えないのが原則です。月間2億件超の着信判定実績を蓄積する電話帳ナビが、非通知の仕組みと、出る・出ない・拒否する判断を整理しました。

着信中
心当たりがなければ出ない

必要な連絡なら留守電や番号通知でかけ直してきます。

出てしまった後
こちらから名乗らない

名前・住所・認証コードは口にせず、不審なら静かに切ります。

繰り返すとき
非通知拒否を検討

正規の非通知連絡を待つ時期は一時解除して使い分けます。

Contents

非通知電話とは?番号が表示されない仕組み

ポイント:非通知は誰でも標準的な操作で設定できる仕組みです。番号が表示されないこと自体が、必ずしも悪意を意味するわけではありません。

非通知電話とは、発信者が自分の電話番号を相手に通知しない状態でかけてくる電話のことです。受け手側のスマートフォンや固定電話には、相手の番号の代わりに「非通知設定」「番号非通知」「通知不可能」「公衆電話」などと表示されます。番号が分からないため、着信履歴に番号が残らず、こちらから折り返すこともできません。

通常、電話をかけると発信者番号通知という仕組みによって、相手の電話に自分の番号が表示されます。これは多くの回線で初期設定として有効になっています。ところが発信者がこの通知をオフにすると、相手側には番号が伝わらなくなります。スマートフォンや固定電話では、設定で常に非通知にすることもできますし、番号の前に特定の操作を加えることで、その通話だけ一時的に非通知にすることもできます。

つまり非通知は、特別な技術や違法な手段ではなく、誰でも標準的な操作で行える設定です。だからこそ、迷惑な目的にも、正当な目的にも使われ得るという二面性があります。番号が表示されないこと自体が必ずしも悪意を意味するわけではない、という点をまず押さえておくことが大切です。一方で、番号が表示される着信であれば、出る前や折り返す前に電話帳ナビで番号を調べる方法を使って発信元を確認できます。番号が分かる着信を確実に調べる習慣をつけておくことが、非通知への過度な不安をやわらげる近道にもなります。

発信側が番号通知をオフに設定
標準機能で誰でも操作可能
番号情報が伝わらない
回線上で発信者番号が省かれる
受信側の画面に「非通知設定」
番号は表示されず履歴にも残らない

発信者が通知をオフにすると番号は伝わらず、受け手側には「非通知設定」と表示される

非通知電話はなぜかかってくる?主な理由

判断基準:非通知電話には正当な事情の発信者と、迷惑・悪意のある発信者が混ざっています。両者を混同せず、背景を理解しておくと過度に怖がらずに対応できます。

非通知電話がかかってくる理由は一つではありません。大きく分けると、「正当な事情で番号を隠している場合」と「迷惑・悪意のある目的で隠している場合」があります。両者を混同せず、それぞれの背景を理解しておくと、過度に怖がらずに冷静な対応ができます。

正当な事情で非通知にしているケース

意外に思われるかもしれませんが、番号を非通知にして発信する正規の組織は少なくありません。代表的なのが医療機関です。病院やクリニックでは、検査結果の連絡や予約確認などで、代表番号を非通知にして発信する運用をしているところがあります。これは、患者のもとに残った着信履歴から「どの病院にかかっているか」が第三者に知られてしまうことを避けるための配慮である場合があります。

同じように、学校や行政機関、企業のコールセンターなどでも、内線や個別番号を伏せて代表番号で発信したり、システム上の都合で番号を通知しない設定になっていたりすることがあります。また、個人でも、自宅の番号を相手に知られたくないという理由で、その通話だけ非通知にしてかける人もいます。これらはいずれも、相手を困らせる目的ではなく、発信側のプライバシーや運用上の事情によるものです。

迷惑・営業目的で非通知にしているケース

一方で、番号を表示すると着信拒否されたり、検索で正体が分かってしまったりするのを避けるために、あえて非通知にする発信者もいます。しつこい勧誘電話や営業電話の一部がこれに当たります。番号を通知すると、受け手が迷惑電話を受けたときの対応方法のように着信拒否設定をしてしまうため、それを回避する狙いで非通知にしているのです。

さらに悪質なものでは、嫌がらせや脅迫を目的とした非通知電話もあります。何度も無言で切られる、深夜にかかってくるといったケースは、相手を不安にさせること自体が目的であることもあります。こうした場合は、番号が分からないために対処が難しく感じられますが、後述する記録と相談の手順を踏むことで、被害を抑えていくことができます。無言の着信が続く場合は無言電話が続くときの対処法もあわせてご覧ください。

電話帳ナビのデータから見た「番号が分からない着信」の傾向
570億件超累計の番号識別実績
月2億件超着信判定実績
310万件超過去10年の詐欺電話ブロック

電話帳ナビには利用者から日々多くのクチコミが寄せられており、その中には「番号が表示された迷惑電話を着信拒否したら、その後は非通知でかかってくるようになった」という声が継続的に確認されています。

このことは、非通知が「番号を表示すると都合が悪い発信者」に選ばれやすい一面を持つことを示しています。とはいえ、表示される番号であれば電話番号から相手の名前・持ち主を調べる方法を試すことも選択肢の一つで、まずは番号が分かる着信を電話帳ナビで検索する習慣が、非通知への過度な不安を減らすことにつながります。

非通知電話には出るべき?無視すべき?判断の考え方

最重要ポイント:非通知だから一律に怖がるのでも、すべてに出るのでもなく、自分の置かれた状況に照らして落ち着いて選ぶことです。出た場合でも、相手が確認できるまでは個人情報・認証コードを一切伝えないことが基本です。

非通知電話に出るかどうかに、唯一の正解はありません。発信者の事情が分からない以上、最終的には受け手が状況に応じて判断することになります。そのうえで、次のような考え方を持っておくと迷いにくくなります。

基本の方針としては、心当たりのない非通知着信に無理に出る必要はありません。本当に必要な用件であれば、相手は留守番電話にメッセージを残したり、番号を通知してかけ直してきたりすることが多いからです。出なかったことで重要な連絡を逃すのではないかと不安になりがちですが、緊急性の高い正規の連絡ほど、別の手段で改めて届くものです。

ただし、状況によっては非通知でかかってくることが予想できる場面もあります。たとえば、病院の検査結果の連絡を待っている、求人に応募して企業からの連絡を待っている、子どもの学校から連絡が来るかもしれない、といった心当たりがある時期です。こうした場合は、非通知でも出てみて、相手が名乗らなかったり不審な内容だったりすれば、その時点で切れば問題ありません。

状況対応の目安
まったく心当たりがない無理に出ず、留守番電話やかけ直しを待つ
病院・学校・応募先などの連絡待ち出てみてもよい。相手を確認し、不審なら切る
同じ非通知が繰り返し続く応答せず、着信日時を記録しておく
出たら無言・すぐ切れるこちらから個人情報を話さず静かに切る
脅迫・執拗な嫌がらせがある記録のうえ事業者や警察の相談窓口へ

大切なのは、非通知だから一律に怖がるのでも、すべてに出るのでもなく、自分の置かれた状況に照らして落ち着いて選ぶことです。そして、出た場合でも相手が確認できないうちは、氏名・住所・口座番号・暗証番号・認証コードといった個人情報を一切伝えないことが、身を守る大前提になります。詐欺の手口に共通する特徴は詐欺電話の見分け方で詳しく解説しています。

番号が表示された着信なら、その場で電話帳ナビで検索

非通知の前後にかかってきた番号は、発信元の情報、クチコミ、注意情報を無料で確認できます。番号の手がかりがあるだけで、非通知への不安もやわらぎます。

電話帳ナビで番号を検索する →

非通知電話への具体的な対処方法

ポイント:「出る前」「出たとき」「繰り返すとき」の段階に分けて手を打つと整理しやすくなります。記録を残すことが、後の相談や設定の判断材料になります。

非通知電話への対処は、「出る前」「出たとき」「繰り返すとき」の段階に分けて考えると整理しやすくなります。電話帳ナビが約20年の運営で得た実務知見をもとに、現実的な手順をまとめます。

  1. 心当たりがなければ、まず出ないで様子を見る

    不安なときほど、あわてて出ないことが最も簡単で確実な防御になります。本当に必要な連絡なら留守番電話やかけ直しがあります。数回鳴って切れるだけなら、特に対応は不要です。

  2. 出たときは、相手が名乗るまで個人情報を話さない

    出てしまった場合でも、こちらから名前や住所を名乗る必要はありません。「もしもし」とだけ応じ、相手の名乗りや用件を確認します。相手が名乗らない、内容が不審だと感じたら、その場で静かに切って構いません。

  3. 繰り返す場合は、着信日時と回数を記録する

    同じ非通知が何度も続くときは、着信のあった日時・回数・状況をメモしておきましょう。番号が分からなくても、記録は事業者や警察に相談する際の重要な手がかりになります。スマートフォンの着信履歴の画面を撮影しておくのも有効です。

  4. 必要に応じて非通知拒否を設定する

    非通知の着信そのものを受けたくない場合は、後述の非通知拒否を設定する方法があります。多くの迷惑電話を遮断できますが、正規の非通知連絡も受けられなくなる点に注意して使い分けます。

非通知拒否という選択肢と使い分け

判断基準:非通知拒否は迷惑な非通知をまとめて遮断できる有効な手段ですが、医療機関や学校など正規の非通知連絡も受けられなくなる点に注意します。連絡待ちの時期は一時的に解除する運用が現実的です。

非通知拒否は、番号を通知しない着信を自動的につながらないようにする機能です。固定電話のサービス、携帯電話会社のオプション、スマートフォン本体の設定など、複数の方法で利用できます。設定すると、非通知でかけてきた相手には「番号を通知しておかけ直しください」といった案内が流れ、こちらの電話は鳴りません。迷惑な非通知電話に悩んでいる場合、まとめて遮断できる効果的な手段です。

ただし、注意すべき点もあります。前述のとおり、医療機関や学校、一部の公的機関など、正規の相手が非通知で発信してくることもあります。非通知拒否を設定すると、こうした連絡も受けられなくなります。検査結果や合否、緊急の連絡を待っている時期は、一時的に設定を解除しておくなど、状況に応じた使い分けが現実的です。スマートフォンでの具体的な設定手順は、お使いの機種に応じてiPhoneで迷惑電話を着信拒否する方法Androidで迷惑電話をブロックする方法をご覧ください。

また、着信時に相手の情報を自動表示する電話帳ナビアプリを併用しておくと、番号が表示される着信については「迷惑電話の報告が多い」「公的機関を名乗る電話の報告がある」といった注意表示が出るため、非通知拒否でカバーしきれない部分の判断材料になります。固定電話の場合でも、電話帳ナビアプリを入れた携帯電話に転送する設定にしておけば、同じように着信時の確認に役立てられます。こうした着信時に自動表示する使い方は近年広がっており、検索と組み合わせることで、非通知への備えがより手厚くなります。

家族で対応を共有しておく

ポイント:非通知への不安は一人で抱え込みやすいものです。家族で「非通知や知らない番号には無理に出なくてよい」「お金の話が出たら一度切る」と決めておくと、安心して対応できます。

非通知電話への対応は、一人で抱え込むよりも家族で共有しておくことが効果的です。特に高齢のご家族が一人で電話を受ける環境では、非通知の不安につけ込まれてしまうことが心配されます。「非通知や知らない番号には無理に出なくてよい」「お金や個人情報の話が出たら一度切って家族に相談する」といった簡単なルールを決めておくだけで、落ち着いた対応につながります。具体的なルール作りは家族で決めておきたい電話ルールで紹介しています。高齢の親への声かけ方は離れて暮らす親に伝えたい電話対策もあわせて参考にしてください。

なお、外出先でも気になった番号をその場で電話帳ナビで検索できるよう、電話帳ナビの公式アプリを家族のスマートフォンに入れておくと、着信時にすぐ確認できて安心です。番号が表示される着信であれば、折り返す前のひと手間で発信元の手がかりを得られます。固定電話を主に使っている家族の場合も、電話帳ナビアプリを入れた携帯電話へ転送する設定にしておけば、判別がしやすくなります。

FAQ

非通知電話に関するよくある質問

非通知電話には出ない方がよいですか?

心当たりがない非通知着信は、無理に出る必要はありません。本当に必要な連絡であれば、相手は留守番電話にメッセージを残したり、番号を通知してかけ直してきたりすることが多いためです。一方で、医療機関や公的機関、勤務先など番号を非通知にして発信する組織もあるため、すべてを危険と決めつける必要もありません。状況に応じて落ち着いて判断することが大切です。

非通知電話の相手の番号を調べることはできますか?

一般の利用者が非通知で着信した相手の番号を技術的に特定することはできません。番号が表示されない設定で発信されているため、着信履歴にも番号は残りません。脅迫や執拗な嫌がらせなど被害がある場合は、通信事業者の相談窓口や警察への相談を通じて対応を検討することになります。

非通知拒否を設定すると困ることはありますか?

非通知拒否を設定すると、番号を通知しない着信はつながらなくなります。多くの迷惑電話を遮断できる一方で、病院や学校、一部の公的機関など、番号を非通知で発信する正規の相手からの連絡も受けられなくなる可能性があります。そうした連絡を待っている時期は、設定の一時解除も検討してください。

非通知電話に折り返す方法はありますか?

非通知着信には相手の番号が記録されないため、こちらから折り返すことはできません。用件がある相手であれば、改めて番号を通知してかけ直すか、留守番電話に連絡先を残すのが通常です。折り返せないことを過度に気にする必要はありません。番号が表示される着信については、電話帳ナビで番号を検索して発信元を確認してから対応すると安心です。

番号が分かる着信は、その都度電話帳ナビで確認を

気になる電話番号は、累計570億件を超える番号識別実績と利用者のクチコミから、発信元の情報、クチコミ、注意情報を無料で確認できます。

電話帳ナビで番号を検索する →
Summary

この記事のまとめ

  • 非通知電話は、発信者が番号通知をオフにして発信した着信で、誰でも標準的な操作で設定できる
  • かかってくる理由には、医療機関や学校など正当な事情と、勧誘・嫌がらせなど迷惑な目的の両方がある
  • 心当たりがなければ無理に出ず、連絡待ちの時期は出てみて確認する、といった状況に応じた判断が現実的
  • 出ても相手が確認できるまでは、個人情報・認証コードを一切伝えないことが基本
  • 非通知拒否は有効だが、正規の非通知連絡も遮断するため、時期に応じた使い分けが大切
  • 家族で電話ルールを共有し、番号が分かる着信は電話帳ナビで検索する習慣をつけておく

執筆:電話帳ナビ運営チーム

約20年の電話番号情報サービス運営

月間2億件超の着信判定実績、累計570億件を超える番号識別実績(2026年8月時点)、過去10年間で310万件超の詐欺電話ブロック実績から得た知見をもとに、電話に関する情報を執筆・編集しています。一次情報・データに基づき、ユーザー本位の記事をお届けします。

電話帳ナビ 編集責任者 Y.Fukutoku

Y.Fukutoku

編集責任者

電話番号情報サービスの運営と迷惑電話・特殊詐欺対策を専門とし、コラム全体の編集方針の策定と対策記事の監修を担っています。

電話帳ナビ 編集・記事執筆担当 S.Tachibana

S.Tachibana

編集・記事執筆担当

迷惑電話の解析アルゴリズムを専門とし、日々変化する詐欺手口の調査・分析に取り組みながら、コラム記事の執筆を担当しています。

編集体制について詳しくみる →

着信時にその場で相手を確認するなら、電話帳ナビアプリ

番号を一つずつ電話帳ナビで検索しなくても、電話帳ナビアプリなら、着信があったその瞬間に相手の情報やクチコミを画面に自動表示します。迷惑電話・詐欺電話の可能性がある番号には注意表示が出るため、出る前に判断できます。番号が表示されない非通知の着信そのものは判別できませんが、非通知の前後にかかってきた番号や、繰り返す番号を手早く確認するうえで役立ちます。着信のたびに調べる手間がなくなり、近年はこうした着信時に自動表示する使い方が広がっています。固定電話の場合でも、電話帳ナビアプリを入れた携帯電話に転送する設定にしておけば、同じように着信時の確認に役立てられます。iPhone・Androidの両方に無料で対応しています。

iPhone版-電話帳ナビ(AppStore) iPhone版-電話帳ナビ Android版-電話帳ナビ(GooglePlay) Android版-電話帳ナビ
Related

関連記事