電話で伝えてはいけない個人情報暗証番号・認証コードを守る基礎知識
電話で伝えては
いけない情報
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1
暗証番号・
認証コード -
2
聞かれた時点で
疑う -
3
折り返しは
公式番号へ
暗証番号・認証コードは「相手が誰でも」電話で渡さない
電話で安易に伝えてしまった個人情報は、口座からの不正引き出しやアカウント乗っ取りに直結します。正規の銀行・カード会社・公的機関が、電話で暗証番号や認証コードを尋ねることは基本的にありません。聞かれた瞬間に「確認してから折り返します」と切り、自分で調べた公式番号にかけ直して確認する-これだけでも被害の多くを防げます。月間2億件超の着信判定実績を持つ電話帳ナビが、守るべき情報と断り方を整理します。
本人だけが知るべき「鍵」。相手が誰でも電話で伝えません。
相手が信頼できると確認できるまで、電話で答えないでください。
この一言でいったん切り、公式番号にかけ直して確認します。
なぜ「電話での個人情報」に注意が必要なのか
個人情報とは、氏名・住所・生年月日・電話番号のように個人を特定できる情報だけでなく、暗証番号や認証コードのように「本人であることを証明する鍵」となる情報も含みます。特に後者は、いったん他人に知られると、口座からの不正な引き出しやインターネットサービスの乗っ取りに直結するため、扱いに細心の注意が必要です。
電話は、相手の顔が見えないまま会話が進む手段です。文書やメールと違って記録が手元に残りにくく、その場の雰囲気や口調で判断を迫られやすいという特徴があります。だからこそ、相手から一方的にかかってきた電話で個人情報を求められたときは、いったん立ち止まる習慣が大切です。相手が信頼できる組織だと確認できるまでは、重要な情報を伝えないことを基本にしてください。詐欺電話に共通する話し方は詐欺電話の見分け方にまとめています。
大前提として知っておきたいのは、銀行・カード会社・公的機関といった正規の組織が、電話で暗証番号や認証コードを尋ねることは基本的にないということです。これらの組織は、本人確認のために暗証番号そのものを口頭で求める運用をしていません。「本人確認のため」という言葉が出てきても、暗証番号や認証コードを伝える理由にはならない、と覚えておきましょう。このような電話によるトラブルについては、消費者庁でも広く注意喚起が行われています(消費者庁)。
電話で伝えてはいけない情報の種類
電話で求められても伝えてはいけない情報を、危険度の高いものから整理します。特に上のほうにある情報は、相手が誰であっても電話で口にしないことを徹底してください。
| 情報の種類 | 具体例 | 悪用されると起こりうること |
|---|---|---|
| 暗証番号 | キャッシュカード・クレジットカードの暗証番号 | 口座からの不正な引き出し、カードの不正利用 |
| 認証コード | SMSやアプリで届くワンタイムパスワード | アカウントの乗っ取り、本人確認の突破 |
| ログイン情報 | ネット口座・各種サービスのID・パスワード | 不正ログイン、登録情報の書き換え |
| カード・口座情報 | カード番号、有効期限、口座番号、残高 | 不正利用、なりすましの材料に |
| 基本的な個人情報 | 氏名、住所、生年月日、家族構成 | 他の情報と組み合わせてだましの材料に |
暗証番号は「本人だけの鍵」
キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号は、本来あなただけが知っているべき情報です。銀行やカード会社の職員であっても、利用者の暗証番号を知る必要はなく、電話で尋ねることもありません。「本人確認のために暗証番号を確認します」という言い回しは、正規の手続きには存在しないと考えてください。暗証番号を伝えてしまうと、カードと組み合わせて口座からお金を引き出される危険があります。
認証コードは「最後の鍵」
近年、特に注意が必要なのが、SMSやアプリで届く認証コード(ワンタイムパスワード)です。これは、サービスへのログインや送金などの操作を完了させるための「最後の鍵」にあたります。もし相手がすでにあなたのIDやパスワードを何らかの方法で把握していた場合、最後に必要なのがこの認証コードです。「届いた番号を確認のため読み上げてください」と電話で求められたら、それは乗っ取りの一歩手前かもしれません。正規の事業者が、電話で認証コードを尋ねることはありません。認証コードの危険性は認証コードを聞かれたら危険?でもくわしく解説しています。
カード情報・口座情報・基本的な個人情報
カード番号や有効期限、口座番号なども、電話で安易に伝えてはいけない情報です。これらは不正利用やなりすましの材料になります。また、氏名・住所・生年月日といった基本的な個人情報も、単体では大きな被害につながりにくいものの、他の情報と組み合わせて「あなたを知っている」と思い込ませる材料に使われることがあります。相手から一方的にかかってきた電話では、まず電話帳ナビで発信元の番号を検索し、クチコミや注意情報を確認してから対応することが安全です。銀行を名乗る電話で確認すべきこともあわせてご覧ください。
上の層ほど厳重に。迷ったらいったん切って確認するのが安全
電話帳ナビには約20年の運営を通じて、累計570億件を超える番号識別実績(2026年8月時点)と、利用者からの多くのクチコミが蓄積されています。寄せられる報告の中には、「本人確認だと言ってカード情報を聞かれた」「届いた認証番号を読み上げるよう求められた」といった、個人情報を引き出そうとする電話に関する内容も含まれます。
同じ番号について複数の人が「個人情報を聞かれた」と報告しているケースもあり、こうしたクチコミは判断の手がかりになります。電話帳ナビはこれまでに過去10年間で310万件を超える詐欺電話のブロックに対応してきました。情報を求める電話に不安を感じたら、いったん切って電話帳ナビで番号を検索し、過去の報告を確認してから対応することをおすすめします。
個人情報を聞かれたときの断り方
「断りたいけれど、相手が本物だったら失礼かもしれない」とためらってしまう方も多いでしょう。しかし、正規の組織であれば、確認のための時間を尊重します。ここでは、角を立てずにきっぱり断るための実践的な方法を紹介します。電話帳ナビが約20年の運営で得た実務知見をふまえた、誰でも使える言い回しです。
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「確認してから折り返します」と伝える
もっとも使いやすいのが、この一言です。理由を細かく説明する必要はありません。「確認してから折り返します」「家族に相談してから決めます」と伝えて、いったん電話を切って構いません。本物の組織であれば、この対応を問題視しません。むしろ慎重な姿勢として受け止められます。
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相手の伝えた番号ではなく、公式番号にかけ直す
折り返すときは、相手が伝えてきた番号ではなく、カードや通帳、公式サイトに記載された番号を自分で調べてかけ直します。これにより、相手が本物かどうかを確実に確認できます。警察や銀行を名乗る電話の注意点でも、この「かけ直して確認する」手順をくわしく解説しています。
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急かされても、応じない
「今すぐ答えないと手続きできません」と急かされても、応じる必要はありません。急がせること自体が、確認させたくないサインだと考えてください。落ち着いて「急ぎでも、確認してからにします」と伝えれば十分です。最初の着信への向き合い方は知らない電話番号から着信があった時の対処法を参考にしてください。
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不安なら、相談する
判断に迷ったら、一人で抱え込まず相談しましょう。家族や周囲の人のほか、警察相談専用電話「#9110」、消費者ホットライン「188」でも、被害にあう前から相談できます。高齢のご家族には、こうした断り方や相談先をあらかじめ共有しておくと安心です。伝え方は離れて暮らす親に伝えたい電話対策にまとめています。
大切なのは、「きっぱり断ること」と「失礼かどうか」を切り離して考えることです。重要な情報を守るための慎重な対応を、正規の組織が責めることはありません。万一、情報を伝えてしまったあとで「おかしい」と気づいた場合は、すぐに金融機関に連絡してカードの利用停止などの手続きを取り、警察相談専用電話「#9110」に相談してください。早く動くほど、被害を抑えられる可能性が高まります。迷惑電話への一般的な対応は迷惑電話を受けたときの対応方法もご覧ください。
日頃の備えとして、着信時に発信元を自動で表示できるようにしておくと、不審な番号にいち早く気づけます。電話帳ナビアプリを活用すれば、知らない番号からの着信時に、過去のクチコミ情報を確認しやすくなります。固定電話で対応に悩んでいる方は、電話帳ナビアプリを入れた携帯電話に転送する設定にしておけば、固定電話でも着信時に相手を確認できます。家族で同じ備えを共有しておくことも、情報を守るうえで有効です。
家族で共有しておきたい「情報を守るルール」
電話で伝えてはいけない個人情報は、自分一人が知っていれば安心というものではありません。特に、高齢のご家族が一人で電話に出る環境では、家庭内で共通のルールを決めておくことが、被害を防ぐうえで大きな意味を持ちます。「電話で暗証番号や認証コードを聞かれたら、絶対に答えずにいったん切る」というシンプルなルールを、家族みんなで共有しておきましょう。
ルールは、複雑にしすぎないことがコツです。「お金やカード、番号の話が出たら、必ず家族に相談してから決める」という一点だけでも、効果は大きく変わります。あらかじめ「こういう電話がかかってきたら、すぐ私に電話して」と決めておけば、本人がとっさに判断できない場面でも、相談という一手間が挟まることで冷静さを取り戻せます。離れて暮らすご家族には、こうしたルールの伝え方を離れて暮らす親に伝えたい電話対策にまとめていますので、参考にしてください。
また、「断るのは失礼ではない」という価値観を家族で共有しておくことも大切です。まじめで責任感の強い方ほど、相手の要求に応えなければと感じてしまいがちです。しかし、重要な情報を守るために確認の時間を取ることは、ごく正当な対応です。「うちの家族は、電話では絶対に番号を言わない」と全員で決めておけば、いざというときに迷わず断れます。普段から「こんな電話があったよ」と気軽に話し合える雰囲気を作っておくことが、情報を守る一番の土台になります。
万一に備えて、金融機関の公式窓口の番号や、警察相談専用電話「#9110」、消費者ホットライン「188」といった相談先を、すぐ手に取れる場所にメモしておくこともおすすめします。電話のそばに貼っておけば、不安なときにすぐ連絡できます。情報を守るための備えは、特別な道具よりも、こうした「決めごと」と「相談できる関係」から始まります。
最後に、情報は一度伝えてしまうと取り戻せない、という点を改めて心に留めておきましょう。お金は被害にあっても取り戻せる場合がありますが、暗証番号や認証コードといった情報は、相手に知られた時点で悪用される危険が残り続けます。だからこそ、「伝えてからどうするか」よりも「伝えないためにどうするか」を優先することが大切です。電話で重要な情報を求められた瞬間に、いったん立ち止まる-この一拍が、自分と家族の財産を守ります。不審な電話に少しでも不安を感じたら、応答や折り返しの前に、ぜひ電話帳ナビで番号を検索して発信元を確認してください。
電話で伝えてはいけない個人情報に関するよくある質問
電話で絶対に伝えてはいけない情報は何ですか?
キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号、SMSなどで届く認証コード(ワンタイムパスワード)、ネット口座のログインパスワードは、相手が誰であっても電話で伝えてはいけません。これらは本来、本人だけが知っているべき情報で、正規の組織が電話で尋ねることはありません。
認証コードを電話で聞かれたら、なぜ危険なのですか?
認証コードは、サービスへのログインや本人確認の最後の鍵になる番号です。相手がすでにあなたのIDやパスワードを把握していて、最後の認証コードだけを聞き出そうとしている可能性があります。正規の事業者が、電話で認証コードを尋ねることはありません。
名前や生年月日くらいなら電話で答えても大丈夫ですか?
名前や生年月日も、他の情報と組み合わせて悪用される可能性があるため、相手が信頼できると確認できるまでは安易に伝えないのが安全です。特に相手から一方的にかかってきた電話では、まず発信元を電話帳ナビなどで確認することを優先してください。
情報を聞かれたとき、うまく断れません。どう言えばよいですか?
「確認してから折り返します」「家族に相談してから決めます」と伝えて、いったん電話を切って構いません。理由を細かく説明する必要はありません。正規の組織であれば、確認のための時間を尊重します。不安なときは警察相談専用電話「#9110」や消費者ホットライン「188」に相談できます。
答える前に、その番号を電話帳ナビで確認しておきませんか?
個人情報を求めてくる番号は、いったん切って調べることが何よりの備えになります。累計570億件を超える番号識別実績と利用者のクチコミから、発信元の情報、クチコミ、注意情報を無料で確認できます。
電話帳ナビで番号を検索する →この記事のまとめ
- 暗証番号・認証コード・パスワードは、相手が誰でも電話で伝えてはいけない
- 正規の銀行・カード会社・公的機関は、電話で暗証番号や認証コードを尋ねない
- 認証コードは「最後の鍵」。読み上げを求められたら乗っ取りに注意
- 断り方は「確認してから折り返します」でいったん切り、公式番号にかけ直す
- 迷ったら一人で抱え込まず、家族や「#9110」「188」に相談する
執筆:電話帳ナビ運営チーム
約20年の電話番号情報サービス運営
月間2億件超の着信判定実績、累計570億件を超える番号識別実績(2026年8月時点)、過去10年間で310万件超の詐欺電話ブロック実績から得た知見をもとに、電話に関する情報を執筆・編集しています。一次情報・データに基づき、ユーザー本位の記事をお届けします。
Y.Fukutoku
編集責任者電話番号情報サービスの運営と迷惑電話・特殊詐欺対策を専門とし、コラム全体の編集方針の策定と対策記事の監修を担っています。
S.Tachibana
編集・記事執筆担当迷惑電話の解析アルゴリズムを専門とし、日々変化する詐欺手口の調査・分析に取り組みながら、コラム記事の執筆を担当しています。
参考情報・公式相談窓口
不審な電話や被害に関するご相談は、以下の公式窓口もご利用いただけます。
- 警察相談専用電話:#9110(警察庁・各都道府県警察)緊急性のない警察相談
- 消費者ホットライン:188(いやや)(消費者庁)消費生活トラブル全般の相談
- 独立行政法人 国民生活センター
- 消費者庁(消費者トラブルの注意喚起)
- 緊急の犯罪被害は 110、火災・救急は 119
※「#9110」等の短縮ダイヤルは通常の通話料金がかかります。警察への通報や法的判断が必要な場合は必ず上記公式窓口にご相談ください。