お盆に迷惑電話は減るのか2026年8月の着信データで検証

お盆の迷惑電話について分かったこと

  1. 1

    着信判定は
    通常平日の63%

  2. 2

    営業も犯罪系も
    ほぼ同じ幅で減少

  3. 3

    お盆明けの月曜は
    109に回復

Conclusion
まず結論

お盆は迷惑電話が一律に減り、明けた月曜には元に戻る

お盆に迷惑電話は減るのか。2026年8月の着信判定データを調べたところ、答えは「減る」でした。お盆期間の着信判定は通常平日の63%まで下がっています。ただし減り方は種類によって大きくは変わらず、営業・勧誘も犯罪系も同じくらいの幅で減っていました。そして8月17日の月曜には、通常平日を上回る水準まで戻っています。

着信判定
通常平日の63%まで低下

お盆期間(8月11日〜16日)の着信判定は、通常平日の平均を100としたとき63でした。最も低い8月16日は47で、通常平日のおよそ半分です。

種類別
営業も犯罪系もほぼ同じ幅

営業・勧誘は61、犯罪系は65、注意は74でした。営業だけが大きく減るという偏りはなく、いずれも同じような幅で減っています。

お盆明け
月曜には109へ回復

8月17日の月曜は109で、通常平日を上回りました。休んでいた分がまとめて動き出したように見えます。連休明けこそ、着信への注意が必要です。

Contents
集計結果

この調査で分かること

2026年8月のお盆期間に、迷惑電話は実際に減ったのかを調べました。用いたのは電話帳ナビの着信判定データで、利用者からのクチコミ投稿ではなく、実際に着信があった電話を対象としています。集計の対象は8月1日から31日まで。お盆期間は8月11日(山の日)から16日までとし、通常平日は8月の平日からお盆期間を除いた日としました。本文の数値は、通常平日の1日あたり平均を100とした指数で示します。

お盆期間に着信判定は63まで下がった

お盆期間の着信判定は、通常平日を100としたとき63でした。およそ4割減った計算になります。迷惑電話をかける側も、この時期は動きが鈍るということです。営業電話は企業の業務として行われるため、休業期間に止まるのは自然な結果といえます。一方で、詐欺を目的とした電話も同じように減っていました。この点はあとの節で詳しく見ます。

区分お盆期間通常平日
着信判定63100
営業・勧誘61100
犯罪系65100
注意74100

日別で見ると16日が底、17日に戻る

日別に追うと、8月10日の月曜は92とまだ通常平日に近い水準でしたが、山の日の11日に59へ落ち、その後も60台から50台で推移しました。最も低いのは16日の日曜で47。通常平日のおよそ半分です。そして翌17日の月曜には109まで戻り、通常平日を上回りました。落ち込みは一時的で、休みが明ければすぐに元の水準に戻ることが分かります。

日付着信判定営業・勧誘犯罪系
8月10日(月)928165
8月11日(火・山の日)5972107
8月12日(水)806979
8月13日(木)696175
8月14日(金)695460
8月15日(土)545459
8月16日(日)475512
8月17日(月)10910591
8月18日(火)9710288

※ 犯罪系は1日あたりの件数が少ないため、日別では振れが大きくなります。傾向は期間平均でご覧ください。

2026年8月の着信判定の日別推移を示す折れ線グラフ。お盆期間に谷ができ、17日に回復している

2026年8月の着信判定の推移(通常平日=100)。網掛けはお盆期間(8月11日〜16日)

営業も犯罪系も、減り方はほぼ同じ

種類別に見ると、お盆期間の指数は営業・勧誘が61、犯罪系が65、注意が74でした。営業・勧誘の落ち込みがやや大きいものの、犯罪系との差は4ポイントで、傾向として大きな違いはありません。「営業は休むが詐欺は休まない」という見方をされることがありますが、今回のデータではそうした偏りは確認できませんでした。どちらも同じように減っています。

週末とお盆はほぼ同じ水準だった

お盆期間を除いた8月の週末は、着信判定の指数が64でした。お盆期間の63とほとんど変わりません。つまりお盆だからといって特別に静かになるのではなく、週末と同じくらいの水準に落ち着いていたことになります。迷惑電話の量は、休日かどうかでほぼ決まっているとみられます。

区分指数
通常平日100
お盆期間63
週末(お盆期間を除く)64

お盆明けと月末に山がある

8月で最も高かったのは月末の31日です。とくに犯罪系は通常平日の189と、突出した値になりました。お盆明けの17日も109で、通常平日を上回っています。休みが明けた直後と月末に山ができる形で、これは電話をかける側の業務の区切りと重なっていると考えられます。連休明けや月末は、いつもより着信が増えることを念頭に置いておくとよいでしょう。

対策への示唆

着信があったときの確認のしかた

迷惑電話の量は時期によって変わりますが、対処のしかたは変わりません。心当たりのない番号からの着信は、すぐに出ず、すぐに折り返さないことが基本です。番号を検索して発信元やクチコミを確認してから判断してください。重要な用件であれば、留守番電話やSMS、公式アプリ、郵送など別の連絡手段が残ることも多くあります。

その番号、調べてみませんか

着信のあった番号は、電話帳ナビで検索すると発信元の情報やクチコミを確認できます。折り返す前の確認にお使いください。

電話帳ナビで番号を検索する →

よくある質問

お盆に迷惑電話が減るのはなぜですか?

電話をかける側の業務も休みに入るためとみられます。営業電話は企業活動として行われるため、休業期間には止まります。今回のデータでは、詐欺を目的とした電話も同じように減っていました。

お盆は安心してよいということですか?

量は減りますが、ゼロにはなりません。減っているのは着信の総数であって、1本ごとの危険性が下がるわけではありません。心当たりのない番号への対応は、時期にかかわらず同じです。

お盆明けは増えるのですか?

2026年は8月17日の月曜に通常平日を上回る水準まで戻りました。休んでいた分が動き出す形で、連休明けは着信が増える傾向があります。

この調査の数値は何を表していますか?

電話帳ナビの着信判定データをもとに、通常平日の1日あたり平均を100とした指数で示しています。実際の件数は公表していません。通常平日とは、2026年8月の平日からお盆期間(8月11日〜16日)を除いた日です。

クチコミの投稿数ではないのですか?

違います。本記事は実際に着信のあった電話を対象とした判定データを用いています。クチコミの投稿数は、利用者が在宅していたか、報告する時間があったかといった事情の影響を受けるため、着信の実態を見る指標としては用いていません。

Summary

この記事のまとめ

  • お盆期間(8月11日〜16日)の着信判定は、通常平日を100としたとき63でした。およそ4割の減少です。
  • 種類別では営業・勧誘が61、犯罪系が65、注意が74。営業だけが大きく減るという偏りは見られませんでした。
  • 日別では8月16日の47が底で、翌17日には109まで戻っています。落ち込みは一時的です。
  • お盆期間の63は、週末の64とほぼ同じでした。休日かどうかで水準が決まっているとみられます。
  • 心当たりのない番号への対応は時期によって変わりません。出ない・折り返さない・番号を検索して確認する、が基本です。

執筆:電話帳ナビ運営チーム

約20年の電話番号情報サービス運営

月間2億件超の着信判定実績、累計570億件を超える番号識別実績(2026年8月時点)、過去10年間で310万件超の詐欺電話ブロック実績から得た知見をもとに、電話に関する情報を執筆・編集しています。一次情報・データに基づき、ユーザー本位の記事をお届けします。

電話帳ナビ 編集責任者 Y.Fukutoku

Y.Fukutoku

編集責任者

電話番号情報サービスの運営と迷惑電話・特殊詐欺対策を専門とし、コラム全体の編集方針の策定と対策記事の監修を担っています。

電話帳ナビ 編集・記事執筆担当 S.Tachibana

S.Tachibana

編集・記事執筆担当

迷惑電話の解析アルゴリズムを専門とし、日々変化する詐欺手口の調査・分析に取り組みながら、コラム記事の執筆を担当しています。

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