宅配業者を装うSMS詐欺の注意点特徴と本物との見分け方

宅配を装うSMSは
開かず確認

  1. 1

    URLを
    タップしない

  2. 2

    公式アプリ
    荷物を確認

  3. 3

    送信元番号
    検索する

Conclusion
まず結論

不在通知SMSは「URLを開かず、公式アプリで荷物を確認」が鉄則

宅配業者を装う偽SMSは、誰もが心当たりを持ちやすく、急がせやすいために繰り返し使われています。最も確実な見分け方は、SMSの真偽を文面で見抜こうとせず、荷物の状況を公式アプリ・公式サイトで自分から確認することです。SMSに書かれた番号や、宅配を名乗ってかかってきた電話は、折り返す前に電話帳ナビで検索しましょう。月間2億件超の着信判定実績を持つ電話帳ナビが、被害を防ぐ流れを場面別にまとめました。

SMS受信時
URLは絶対に開かない

急かす文面・無関係なドメインは偽SMSの典型サインです。

荷物の確認
公式アプリで追跡

公式アプリやブックマークの公式サイトに荷物が出ていれば本物。

電話・番号
電話帳ナビで検索

SMSの番号・後の着信は、折り返す前に電話帳ナビで検索します。

Contents

なぜ「宅配業者を装うSMS」が狙われやすいのか

判断基準:「誰もが心当たりを持ちやすい」「急がせやすい」「不特定多数にばらまける」の3条件がそろうため、宅配を装う手口は繰り返し使われています。心当たりがありそうな感覚自体が警戒サインです。

宅配業者を装うSMSが繰り返し使われるのには、いくつかの理由があります。手口の「狙い」を理解しておくと、なぜ自分のところに届くのか、なぜ反応してしまいやすいのかが見えてきます。

第一に、ネット通販やフリマアプリの普及により、多くの人が日常的に荷物を受け取るようになりました。「不在通知」という文面は、誰にとっても心当たりがありそうに感じられ、つい本物だと受け取ってしまいやすいのです。第二に、荷物の受け取りには「再配達の手続きをしないと届かない」という時間的な切迫感が伴います。これが「すぐに確認しなければ」という心理を生み、冷静な判断を妨げます。第三に、SMSは携帯電話番号さえあれば不特定多数に一斉送信でき、実際に荷物を待っている人にたまたま当たれば反応してもらえる、という効率の良さがあります。

つまり、宅配を装うSMSは「誰もが心当たりを持ちやすく」「急がせやすく」「効率よくばらまける」という、送り手にとって都合のよい条件がそろっているのです。だからこそ繰り返し使われ続けています。逆に言えば、この「心当たりがありそう」「急かされる」という感覚そのものが、警戒すべきサインだと知っておくことが第一歩になります。

宅配業者を装う偽SMSに共通する特徴

ポイント:下記の5特徴が複数重なっていれば偽SMSの可能性が高まります。逆に、文面が巧妙でも「個人情報を入力させる」「アプリのインストールを促す」だけでも要注意です。

偽の不在通知SMSには、分析してみるといくつか共通するパターンが見えてきます。すべてに当てはまるとは限りませんが、これらの特徴が複数重なっている場合は、偽SMSである可能性に注意してください。宅配業者を装ったスミッシング(SMSを使ったフィッシング)の事例は、フィッシング対策協議会でも継続的に報告・公表されています。

1. 本文にURLが含まれ、タップを促す

「下記URLからご確認ください」「再配達のお申し込みはこちら」といった形で、リンクのタップへ誘導するのが基本パターンです。本物の宅配業者からの通知でも案内のリンクが含まれる場合はありますが、URLの形を確認せずにタップしないことが大切です。

2. URLのドメインが正規のものと異なる

偽SMSのURLは、宅配業者の正規ドメインとは異なる文字列であることがほとんどです。企業名に無関係な単語や記号を組み合わせたり、末尾(.comなど)を見慣れないものにしたりして、本物に似せようとします。短縮URLが使われ、リンク先が一見では分からないようになっているケースもあります。

3. 不自然な日本語・表現の違和感

文章の言い回しが不自然だったり、句読点の使い方や敬語がぎこちなかったりすることがあります。ただし、最近は文面が巧妙になり、違和感が少ないものも増えているため、「日本語がきれいだから本物」とは限らない点にも注意が必要です。

4. 過度に急かす・不安をあおる

「本日中にお手続きください」「保管期限が過ぎると返送されます」など、急がせたり不安にさせたりする表現が使われます。受け取り手をせかして、冷静に確認する余裕を与えないことが狙いです。

5. アプリのインストールや情報入力を求める

リンク先で、不明なアプリのインストールを促されたり、氏名・住所・電話番号・クレジットカード番号などの個人情報の入力を求められたりすることがあります。本来、不在荷物の状況確認だけなら、これらの情報をあらためて入力する必要はありません。求められた時点で強く警戒してください。

電話帳ナビのクチコミに見る傾向
570億件超累計の番号識別実績
月2億件超着信判定実績
310万件超過去10年の詐欺電話ブロック

電話帳ナビには、累計570億件を超える番号識別実績(2026年8月時点)と、月間2億件を超える着信判定実績、そして利用者から寄せられるクチコミが蓄積されています。SMSに記載された番号や、SMSの後にかかってきた電話の番号について、「宅配を装う不審な連絡だった」という趣旨のクチコミが寄せられることがあります。

こうしたクチコミは、同じ番号からの連絡に注意すべきかどうかを判断する手がかりになります。一方で、送信元の番号や差出人表示は変えられることがあり、クチコミがない番号でも安全とは限りません。番号検索はあくまで判断材料の一つとして、URLや個人情報の取り扱いの基本とあわせて活用することが大切です。迷惑電話・詐欺電話の番号を電話帳ナビで調べる方法も参考にしてください。

本物の不在通知との見分け方

最重要ポイント:「SMSが本物かを文面で見抜く」のではなく「荷物の状況を公式アプリで自分から確認する」のが確実。SMSの真偽に振り回されず、荷物そのものを別ルートで確かめましょう。

では、本物の不在通知と偽SMSをどう見分ければよいのでしょうか。結論から言えば、「SMSが本物かどうかを文面だけで見抜こうとする」よりも、「荷物の状況を公式の方法で確認する」ほうが確実です。SMSの真偽に振り回されず、荷物そのものの有無を別ルートで確かめるという発想です。

確認ポイント本物の傾向/偽SMSの傾向
URLのドメイン本物:宅配業者の正規ドメイン/偽SMS:無関係な文字列・見慣れない末尾・短縮URL
求められること本物:追跡番号の確認、再配達日時の選択など/偽SMS:個人情報・カード番号の入力、不明なアプリの導入
文面のトーン本物:事務的で淡々としている/偽SMS:過度に急かす・不安をあおる
確認の手段本物:公式アプリ・公式サイトで同じ状況が確認できる/偽SMS:SMSのリンク以外では確認しにくい

最も確実な見分け方は、SMS内のURLをタップせず、宅配業者の公式アプリや、あらかじめブックマークしておいた公式サイトの追跡ページで荷物の状況を確認することです。本当に荷物がある場合は、公式の追跡ページにも同じ状況が表示されます。逆に、注文した覚えがなく、公式側にも該当する荷物が見当たらないのであれば、その不在通知は実際の荷物とは無関係な偽SMSである可能性が高いといえます。

不在通知SMSが届いた
URLはタップしない
公式アプリ/公式サイトで荷物を確認
SMSのリンクは使わない
該当する荷物があった
→ 公式アプリで再配達手続き
該当する荷物がない
→ 偽SMSの可能性が高い/削除・拒否

荷物の有無を公式の方法で確認すれば、SMSの真偽に関係なく判断できる

宅配を装う不審な番号、電話帳ナビで調べませんか?

SMSに書かれた番号や、宅配を名乗ってかかってきた電話の番号も、電話帳ナビでクチコミを確認できます。月間2億件以上の着信判定実績と利用者のクチコミから、発信元の情報、クチコミ、注意情報を無料で確認できます。

電話帳ナビで番号を検索する →

宅配を装うSMSが届いたときの具体的な対処

ポイント:「URLを開かない/公式で荷物確認/番号は電話帳ナビで検索/個人情報は入力しない」の4点を順番に守れば、ほとんどの被害は防げます。

宅配業者を装うSMSが届いたときの対処は、不審なSMS全般への対応と基本的に同じです。荷物の文面に特有の注意点を踏まえつつ、次の手順で落ち着いて対応しましょう。

  1. URLはタップせず、荷物は公式の方法で確認する

    SMS内のリンクは開かず、宅配業者の公式アプリや、ブックマークした公式サイトの追跡ページで荷物の状況を確認します。注文履歴やメールの発送通知と照らし合わせると、心当たりの有無がはっきりします。荷物の確認はSMSのリンク以外の手段で完結できる、と覚えておきましょう。

  2. SMSの番号にかけ直さず、まず電話帳ナビで検索する

    SMSに電話番号が書かれていても、すぐにかけ直さないでください。本物の再配達依頼は、公式アプリや公式サイトに掲載された正規の受付窓口から行うのが確実です。SMSの番号が気になる場合は、電話帳ナビで検索し、クチコミを確認しましょう。SMSの後に電話がかかってきたときも同様に、折り返す前に電話帳ナビで番号を調べる習慣が役立ちます。考え方は知らない電話番号から着信があった時の対処法でも解説しています。

  3. 個人情報・カード番号・認証コードは入力しない

    リンク先で氏名・住所・カード番号などの入力を求められても、安易に入力しないでください。とりわけ認証コードや暗証番号は本人確認のためのもので、誰にも教えない・どこにも入力しないのが原則です。詳しくは認証コードを聞かれたら危険?SMS認証の基礎知識をご覧ください。電話で個人情報を求められたときの注意点は電話で伝えてはいけない個人情報も参考になります。

  4. 不審なSMSは削除し、番号を拒否設定する

    偽SMSだと判断できたら、メッセージは削除して問題ありません。返信はせず放置するのが基本です。同じ番号から繰り返し届く場合は、スマートフォンのブロック機能やキャリアの迷惑SMSフィルタを使って受信を減らせます。設定方法はスマートフォンの番号ブロック設定のカテゴリで解説しています。

宅配を装うSMSへの対処の全体像は、不審なSMSが届いた時の確認ポイントでも詳しく解説しています。あわせて、カテゴリ全体をまとめたSMS・認証コード・フィッシング対策もご覧ください。スマートフォンに電話帳ナビの公式アプリを入れておけば、宅配を名乗る電話やSMSの番号をその場で電話帳ナビで検索でき、着信時には番号情報が自動表示されます。固定電話の場合でも、電話帳ナビアプリを入れた携帯電話に転送する設定にしておけば、同じように着信時の確認に役立てられます。詳しくは電話帳ナビアプリの紹介ページをご覧ください。

実務知見:家族で「荷物SMSのルール」を決めておく

宅配を装うSMSは、誰にとっても心当たりがありそうに感じられるため、年齢を問わず反応してしまいやすい手口です。電話帳ナビが約20年の運営で得た知見からは、こうした手口への備えとして、家庭内で「不在通知のSMSが来たら、リンクは押さず、必ず公式アプリで荷物を確認する」というシンプルなルールを共有しておくことが有効だと考えています。

とくに高齢のご家族には、「SMSのリンクは押さない」「番号や情報を求められたら一度家族に相談する」と具体的に伝えておくと、いざというときの行動につながりやすくなります。離れて暮らすご家族への伝え方は離れて暮らす親に伝えたい電話対策で紹介しています。

FAQ

宅配業者を装うSMSに関するよくある質問

宅配業者を装うSMSと本物の不在通知はどう見分けますか?

見分けの基本は、SMS内のURLをタップせず、荷物の状況を公式の方法で確認することです。宅配業者の公式アプリや、あらかじめブックマークした公式サイトの追跡ページから確認すれば、SMSが本物かどうかに関係なく荷物の状況がわかります。URLのドメインが正規のものと異なる、不自然な日本語、過度に急かす表現などは偽SMSのサインです。

心当たりのない不在通知SMSが届きました。荷物は本当にあるのですか?

注文した覚えがない場合、その不在通知は実際の荷物とは無関係な偽SMSである可能性があります。不安をあおって偽サイトに誘導する手口で、不特定多数に同じ文面が送られていることが多いとされます。心当たりがなければ、SMSのURLはタップせず、必要に応じて公式アプリで荷物の有無を確認してください。

宅配のSMSに書かれた電話番号にかけ直しても大丈夫ですか?

SMSに記載された番号にすぐかけ直すのは避け、まず番号を電話帳ナビで検索してクチコミを確認しましょう。本物の再配達依頼は、宅配業者の公式アプリや公式サイトに掲載された正規の番号・受付窓口から行うのが確実です。SMSの番号をそのまま信用しないことが大切です。

偽の不在通知SMSのURLを開いてしまいました。どうすればいいですか?

ページを開いただけで情報を入力していなければ、過度に心配しなくてよいケースが多いとされます。ただし、個人情報やカード番号を入力した、アプリをインストールした場合は、パスワード変更やカード会社への連絡など速やかな対応が必要です。不安が残るときは、宅配業者やカード会社の公式窓口に相談してください。

気になる電話番号は、今すぐ電話帳ナビで確認

気になる電話番号は、累計570億件を超える番号識別実績と利用者のクチコミから、発信元の情報、クチコミ、注意情報を無料で確認できます。

電話帳ナビで番号を検索する →
Summary

この記事のまとめ

  • 宅配を装うSMSは「心当たりがありそう」「急かされる」感覚を利用する手口
  • 本文中のURL、不自然な日本語、急かす表現、情報入力の要求が偽SMSのサイン
  • 最も確実な見分け方は、荷物の状況を公式アプリ・公式サイトで確認すること
  • SMSの番号にすぐかけ直さず、まず電話帳ナビでクチコミを確認する
  • 家族で「不在通知SMSはリンクを押さず公式で確認する」ルールを共有しておくと安心

執筆:電話帳ナビ運営チーム

約20年の電話番号情報サービス運営

月間2億件超の着信判定実績、累計570億件を超える番号識別実績(2026年8月時点)、過去10年間で310万件超の詐欺電話ブロック実績から得た知見をもとに、電話に関する情報を執筆・編集しています。一次情報・データに基づき、ユーザー本位の記事をお届けします。

電話帳ナビ 編集責任者 Y.Fukutoku

Y.Fukutoku

編集責任者

電話番号情報サービスの運営と迷惑電話・特殊詐欺対策を専門とし、コラム全体の編集方針の策定と対策記事の監修を担っています。

電話帳ナビ 編集・記事執筆担当 S.Tachibana

S.Tachibana

編集・記事執筆担当

迷惑電話の解析アルゴリズムを専門とし、日々変化する詐欺手口の調査・分析に取り組みながら、コラム記事の執筆を担当しています。

編集体制について詳しくみる →

着信時にその場で相手を確認するなら、電話帳ナビアプリ

番号を一つずつ電話帳ナビで検索しなくても、電話帳ナビアプリなら、着信があったその瞬間に相手の情報やクチコミを画面に自動表示します。迷惑電話・詐欺電話の可能性がある番号には注意表示が出るため、出る前に判断できます。着信のたびに調べる手間がなくなり、近年はこうした着信時に自動表示する使い方が広がっています。固定電話の場合でも、電話帳ナビアプリを入れた携帯電話に転送する設定にしておけば、同じように着信時の確認に役立てられます。iPhone・Androidの両方に無料で対応しています。

iPhone版-電話帳ナビ(AppStore) iPhone版-電話帳ナビ Android版-電話帳ナビ(GooglePlay) Android版-電話帳ナビ
Related

関連記事