自治体・公的機関を名乗る電話の注意点還付金・税・年金の見分け方
公的機関を名乗る
電話に注意
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1
ATMで還付金は
受け取れない -
2
一度切って
代表番号へ -
3
不審な番号は
検索で確認
「還付金があるのでATMへ」と言われたら、その場で電話を切る
本物の役所や年金事務所は、重要な手続きを電話だけで完結させ、ATMを操作させることは基本的にありません。ATMはお金を「振り込む」機械であり、「還付を受け取る」ことはできません。少しでも不審に感じたら、相手の指定した番号ではなく、役所・年金事務所の正規番号を自分で調べてかけ直すのが鉄則です。電話帳ナビは月間2億件超の着信判定実績と累計570億件超の番号識別実績(2026年8月時点)から、被害を防ぐ判断手順をまとめました。
「ATMへ」と案内された時点で、強く警戒する理由になります。
役所の公式サイトや書類で自分が確認した番号を使います。
かかってきた番号は電話帳ナビで検索し、クチコミを照合します。
公的機関を名乗る電話が信じられやすい理由
市役所・税務署・年金事務所・社会保険関係の機関などは、税金や年金、保険、給付といった「お金」と「制度」に関わる存在です。普段から書類のやり取りがあるため、「役所からの電話」と言われると、多くの人が「公式な連絡だろう」と受け止めやすくなります。なりすましの手口は、この公的機関への信頼感を悪用します。
とくに長年報告されているのが、「還付金があります」という切り口です。「医療費が戻ります」「保険料を納め過ぎていました」「税金の還付があります」といった、受け取る側にとって都合のよい話で関心を引き、「手続きの期限が今日まで」と急がせ、ATMの操作へ誘導していくのが典型的な流れです。本物の還付の案内も存在するため、「すべて詐欺」と決めつける必要はありませんが、ATM操作の指示が出た時点で強く警戒することが大切です。詐欺電話に共通する手口は詐欺電話の見分け方で整理しています。
公的機関を名乗る電話でよくある口実
公的機関を名乗る電話には、いくつか共通する口実があります。これらの口実が出てきたからといって即座に詐欺と決まるわけではありませんが、お金や個人情報が絡む話は、確認なしに進めないことが鉄則です。
| 口実 | 言われる内容と確認したいポイント |
|---|---|
| 還付金・給付金 | 「医療費や保険料の還付があります」。還付にATM操作は不要。ATM誘導は不自然 |
| 税金の連絡 | 「税金の未納がある」「納め過ぎを返金する」。支払いや返金を電話で急がせる場合は要注意 |
| 年金の手続き | 「年金の手続きで口座情報が必要です」。電話で口座番号・暗証番号を求めるのは不自然 |
| 保険料・各種制度 | 「手続きの期限が迫っています」。期限を強調して急がせる話法に注意 |
これらの口実に共通するのは、「お金が戻る・払う」「期限を急がせる」「個人情報や口座を求める」という点です。本物の役所や年金事務所であれば、重要な手続きは原則として書類で案内し、電話だけで完結させてATM操作を指示することは基本的にありません。とりわけ「ATMへ行ってください」という指示が出たら、なりすましの可能性を強く疑ってください。こうした公的機関を名乗るなりすまし電話によるトラブルについては、消費者庁でも注意喚起が行われています(消費者庁)。
電話帳ナビには約20年の運営で累計570億件を超える番号識別実績(2026年8月時点)が蓄積され、月間2億件超の着信判定を行っています。これまでに過去10年間で310万件を超える詐欺電話・迷惑電話のブロックにつながってきました。市役所や年金事務所などの公的機関を名乗る番号のクチコミでは、「還付金があると言われATMに誘導された」「期限が今日までと急かされた」といった不審な事例が報告されています。
一方で、本物の役所や公的機関の代表番号には、通常の問い合わせ対応に関するクチコミも残されています。番号を電話帳ナビで調べることで、本物の窓口かなりすましの可能性かを判断する手がかりが得られます。
「ATMで還付金」が不自然な理由
公的機関を名乗る電話の見分け方として、最も覚えておきたいのが「ATMで還付金は受け取れない」という事実です。ATMは、お金を振り込んだり引き出したりするための機械であって、誰かからお金を「受け取る」ための操作はできません。にもかかわらず、「ATMで還付の手続きをしてください」と案内された場合、その操作は実際には相手の口座へお金を振り込む行為になってしまう恐れがあります。
「携帯電話を持ってATMへ行ってください」「画面の操作はこちらが電話で指示します」といった案内は、特に注意が必要です。本物の公的機関が、利用者をATMの前で電話越しに操作させることは基本的にありません。お金が戻る話とATM操作がセットで出てきたら、いったん電話を切り、落ち着いて確認する時間を取ってください。
お金が戻る話とATM操作がセットで出てきたら、いったん切って正規窓口で確認
公的機関を名乗る電話を受けたときの確認手順
自治体・公的機関を名乗る電話で不審な内容を持ちかけられたら、次の手順で確認しましょう。電話帳ナビが約20年の運営で得た知見に基づく、再現性の高い対処法です。共通する基本は、相手の指定した番号ではなく、自分で調べた正規番号にかけ直すことです。
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ATM操作の指示・個人情報の提供に応じない
「ATMで手続きを」という指示には従わないでください。また、電話の途中でマイナンバー、口座番号、キャッシュカードの暗証番号、生年月日などをまとめて求められても答えないでください。公的機関がこれらを電話で一度に聞き出すことは基本的にありません。電話で伝えてはいけない個人情報もあわせてご覧ください。
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いったん切って、正規の代表番号を自分で調べる
不審に感じたら、いったん電話を切りましょう。本物の連絡であれば、こちらからかけ直しても同じ用件で対応してもらえます。かけ直す番号は、相手が電話で伝えた番号ではなく、自治体の公式サイト、送付された書類、電話帳などで自分が確認した正規の代表番号を使います。知らない電話番号から着信があった時の対処法も参考になります。
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担当部署・担当者名を控えて折り返し確認する
相手が名乗った部署名や担当者名、用件の内容を控えておき、正規の代表番号に電話して「このような連絡があったか」を確認します。本物であれば事実を確認でき、なりすましであれば「そのような連絡はしていない」と分かります。役所の窓口は、こうした確認の問い合わせにも対応しています。
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電話帳ナビで番号を検索し、発信元のクチコミを確認する
かかってきた番号は、電話帳ナビで番号を検索できます。同じ番号からの着信を受けた人のクチコミがあれば、本物の公的機関の窓口か、なりすましの可能性かを判断する材料になります。固定電話で受けた場合も、電話帳ナビアプリを入れた携帯電話に転送する設定にしておけば、着信時に番号情報を確認しやすくなります。役所・年金事務所などの公的機関の番号は法人番号として登録されているケースが多く、個人と法人で違う電話番号の正しい調べ方を参考にすると、発信元が本物の窓口かどうかの判断に役立ちます。不安なときほど、一人で判断せず、家族にも相談しながら確認することをおすすめします。
本物の公的機関からの電話との見分け方
本物の役所や公的機関からの電話には、いくつかの特徴があります。重要な手続きは原則として書類でも案内され、電話だけで完結を迫りません。ATM操作で「お金が戻る」といった、仕組み上ありえない案内をしません。マイナンバーや暗証番号を電話で一度に聞き出そうとしません。そして、こちらが「正規番号で確認したい」と伝えても問題なく応じます。
逆に、ATMへ誘導する、期限を強調して急がせる、個人情報や口座を求める、自分でかけ直すことを嫌がる、といった要素があれば、なりすましの可能性を疑い、いったん切って正規窓口で確認する判断が大切です。実務的な知見として、なりすましの電話は「あなたが損をしないように急いでいる」という体裁を取りながら、実際には冷静に確認する時間を奪おうとします。落ち着いて確認の時間を取ること自体が、有効な防御になります。
このカテゴリの宅配業者を名乗る電話は本物?確認のポイントや銀行を名乗る電話で確認すべきことでも、「いったん切って公式番号にかけ直す」という基本は共通しています。警察や銀行を名乗る電話の手口は警察や銀行を名乗る電話の注意点、離れて暮らすご家族への伝え方は離れて暮らす親に伝えたい電話対策でまとめています。固定電話で頻繁に不審な連絡を受ける方は、電話帳ナビアプリを入れた携帯電話に転送する設定にしておくと、着信時に番号情報が画面に表示され、判断しやすくなります。詳しくは電話帳ナビアプリの紹介ページをご覧ください。万一、お金を振り込んでしまった場合は、すぐに金融機関と警察に連絡してください。
公的機関を名乗る電話に関するよくある質問
役所や年金事務所が電話で還付金の手続きを案内することはありますか?
還付や給付の案内が郵送で届くことはありますが、役所や年金事務所が電話だけで手続きを完結させ、ATMの操作を指示することは基本的にありません。「還付金があるのでATMで手続きを」と言われた場合は、いったん切って役所や年金事務所の正規窓口に自分で確認してください。
ATMで還付金を受け取れると言われました。本当ですか?
ATMの操作でお金が「還付される」「戻ってくる」ことはありません。ATMは振り込みや引き出しを行う機械であり、電話で指示されるまま操作すると、相手の口座へお金を振り込んでしまう結果になりかねません。ATMへ誘導する話は不自然だと考え、操作の指示には従わないでください。
公的機関を名乗る電話が本物か確認する方法はありますか?
その場で個人情報を答えず、いったん電話を切り、役所・年金事務所・税務署などの正規の代表番号を自分で調べてかけ直すのが確実です。番号は自治体の公式サイトや送付された書類、電話帳などで確認し、相手が伝えてきた番号は使わないようにしてください。気になる番号は電話帳ナビで検索すれば、クチコミも参考になります。
電話でマイナンバーや口座番号を聞かれました。答えてよいですか?
公的機関が電話だけでマイナンバーや口座の暗証番号などをまとめて聞き出すことは基本的にありません。電話でこれらを求められた場合は答えず、いったん切って正規窓口に確認してください。マイナンバーや口座情報は慎重に扱うべき重要な情報です。
還付金の電話、まず電話帳ナビで番号を確認
電話帳ナビなら、累計570億件を超える番号識別実績と利用者のクチコミから、発信元の情報、クチコミ、注意情報を無料で確認できます。公的機関を名乗る不審な着信は、いったん切ってから電話帳ナビで番号を調べておくと安心です。
電話帳ナビで番号を検索する →この記事のまとめ
- 公的機関を名乗る電話は本物の連絡もあるが、還付金を口実にしたなりすましが長年報告されている
- ATMの操作でお金が「還付・返金」されることはなく、ATM誘導は不自然なサイン
- マイナンバー・口座番号・暗証番号は、電話でその場で答えない
- 不審なら、いったん切って役所・年金事務所の正規番号を自分で調べてかけ直す
- かかってきた番号は電話帳ナビで検索し、クチコミを確認すると判断材料になる
執筆:電話帳ナビ運営チーム
約20年の電話番号情報サービス運営
月間2億件超の着信判定実績、累計570億件を超える番号識別実績(2026年8月時点)、過去10年間で310万件超の詐欺電話ブロック実績から得た知見をもとに、電話に関する情報を執筆・編集しています。一次情報・データに基づき、ユーザー本位の記事をお届けします。
Y.Fukutoku
編集責任者電話番号情報サービスの運営と迷惑電話・特殊詐欺対策を専門とし、コラム全体の編集方針の策定と対策記事の監修を担っています。
S.Tachibana
編集・記事執筆担当迷惑電話の解析アルゴリズムを専門とし、日々変化する詐欺手口の調査・分析に取り組みながら、コラム記事の執筆を担当しています。
参考情報・公式相談窓口
不審な電話や被害に関するご相談は、以下の公式窓口もご利用いただけます。
- 警察相談専用電話:#9110(警察庁・各都道府県警察)緊急性のない警察相談
- 消費者ホットライン:188(いやや)(消費者庁)消費生活トラブル全般の相談
- 独立行政法人 国民生活センター
- 消費者庁(消費者トラブルの注意喚起)
- 緊急の犯罪被害は 110、火災・救急は 119
※「#9110」等の短縮ダイヤルは通常の通話料金がかかります。警察への通報や法的判断が必要な場合は必ず上記公式窓口にご相談ください。