融資保証金詐欺の手口正規の金融機関は保証金を先に要求しない
「保証金を先に」は
融資詐欺
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正規は保証金を
先に求めない -
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振り込む前に
立ち止まる -
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業者名と番号を
検索
「保証金を先に振り込めば融資」は、正規の金融機関の慣行ではありません
「まとまった融資ができるが、まず保証金を振り込んでほしい」と持ちかける電話は、融資保証金詐欺の可能性に注意が必要です。正規の金融機関や貸金業者が、融資の実行前に保証金・手数料・信用調査料などを利用者側から先に振り込ませることは基本的にありません。急いで資金が必要な場面ほど狙われやすい手口なので、相手が誰を名乗っていても、電話帳ナビで発信元の番号を検索し、金融庁の登録貸金業者検索や消費者ホットライン「188」で必ず確認してください。
融資の前に振り込みを求めるのが最大の危険サインです。
「本日中に融資可能」と急がせる姿勢は正規の融資では稀です。
貸金業者は登録番号があります。金融庁の一覧で自分で照合します。
融資保証金詐欺の基本構造
融資保証金詐欺は、「まとまったお金を貸します」「これまでの借入があっても融資できます」といった電話をきっかけに、実際の融資の前に「保証金」「手数料」「信用調査料」といった名目で利用者側からお金を振り込ませ、その後の連絡が途絶える手口の総称です。資金繰りに悩んでいる方や、複数社からの借入がある方など、切実に融資を求めている層が標的になりやすいことが知られています。
この手口の構造上の異常は明快で、「融資の実行前に、貸す側ではなく借りる側からお金が動く」という流れそのものにあります。金融機関の実務では、融資は審査を経て契約を結び、審査結果に基づいて融資金が利用者の口座に振り込まれるのが基本です。契約前に利用者側から「保証金」を先払いさせる仕組みは、金融機関側のリスク管理としても説明のつかない流れであり、正規の金融機関の慣行ではありません。詐欺電話に共通する特徴は詐欺電話の見分け方もあわせてご覧ください。
金融庁や警察庁も、この手口を継続的に取り上げて注意喚起を行っています(金融庁)。実在する銀行や大手貸金業者の名前を無断で使うケースも報告されており、「有名な会社を名乗っていたから信じてしまった」という相談も少なくありません。名乗りをうのみにせず、電話帳ナビで発信元の番号を検索し、金融庁の登録貸金業者検索や、各金融機関の公式サイトに掲載された連絡先で自ら確認する姿勢が重要です。
正規の金融機関は保証金を先に要求しない
正規の金融機関や貸金業者は、融資の実行前に利用者から「保証金」「手数料」を振り込ませる形の取引を行いません。融資に必要な手数料や利息は、原則として融資金から差し引かれる、あるいは融資契約後の返済に組み込まれるかたちで処理されます。融資の前に、利用者側の口座から先に相手側の指定口座に振込が発生する場面は、通常の融資取引の中には存在しません。
| 確認ポイント | 正規の金融機関 | 融資保証金詐欺の疑いがある電話 |
|---|---|---|
| お金の流れ | 審査後、融資金が利用者へ振り込まれる | 融資前に利用者が保証金・手数料を振り込む |
| 審査 | 一定の書類提出と審査期間がある | 「本日中に」「審査なしで」と即決を迫る |
| 連絡窓口 | 公式サイトに支店・窓口の連絡先が掲載 | 個人の携帯番号やSNSでのやり取りに誘導 |
| 登録番号 | 貸金業登録番号が明示される | 登録番号が不明確・実在番号を無断で名乗る |
| 契約書類 | 書面での契約締結を求める | 電話や口約束だけで振込を求める |
特に、「あなたの借入枠を確保するために保証金が必要」「他行の融資が残っていても、保証金を入れれば新規融資できる」という言葉が電話で出てきたら、正規の融資取引ではないと判断してかまいません。金融機関側が保証を必要とするならば、通常は連帯保証人や保証会社の利用など、契約に組み込まれる形で処理されるのが実務です。銀行を名乗る電話で確認すべきこともあわせてご覧ください。
融資の実行前に振込が発生する時点で、通常の融資取引の流れから外れています
典型的な話の流れとよく使われるトーク
融資保証金詐欺の電話は、切迫した資金需要のある方の心理をつかむような話し方が特徴です。ここでは一般に知られている範囲で、典型的なトークを整理します。
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「他社借入があっても融資できます」
他社からの借入残高がある方に向けて、「特別なプランで融資が可能」と持ちかけるパターンです。正規の貸金業者にも他社借入のある方への融資商品はありますが、審査を経ずに、電話一本で「特別枠」があると案内する仕組みは、通常の融資商品にはありません。
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「本日中に融資可能」「即日融資」を強調する
「今日中に手続きすれば」「即日融資できる」と急がせる話法です。時間的な余裕を与えず、比較検討や家族への相談を挟ませないためのねらいがあります。急がせる相手ほど、いったん切る価値があります。
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「あなたの信用があるから」と特別感を演出する
「あなたの信用情報を見て、特別に案内している」といった説明は、判断を鈍らせるための演出です。信用情報は本人の同意なく参照できるものではなく、電話で持ちかける材料として使うのは不自然です。
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「保証金」「信用調査料」「手数料」を先に要求する
名目はさまざまでも、融資の前に利用者側からお金を振り込ませる話が出てきたら、それが融資保証金詐欺の中核です。「振り込めばすぐ融資する」という言葉が続いても、振り込みは行わず、いったん電話を切って確認してください。
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個人口座への振込を指定する
相手が指定する振込先が個人名義の口座や、聞き覚えのない法人名義の口座である場合は、詐欺の可能性が高いと考えて差し支えありません。正規の金融機関の指定口座が個人名義であることは、通常想定されない状況です。
電話帳ナビには約20年の運営を通じて、累計570億件を超える番号識別実績(2026年8月時点)と、利用者から寄せられた多くのクチコミが蓄積されています。寄せられる報告の中には、「融資できると案内されて保証金を求められた」「他社借入があっても大丈夫と言われた」「振込後に連絡が取れなくなった」といった、融資保証金詐欺を思わせる内容も含まれます。応答や折り返しの前に、電話帳ナビで発信元の番号を検索して、過去の報告を確認しておくと判断の助けになります。
見分けのポイントと危険サイン
融資保証金詐欺かどうかを見分けるための具体的なチェック項目を、電話帳ナビに蓄積された実務知見をふまえて整理します。
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融資の前に振り込みが発生する
これが最大のサインです。名目が「保証金」「信用調査料」「手数料」「システム利用料」などどれであっても、融資の実行前に利用者側からお金が動く時点で、通常の融資取引の流れから外れています。
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金融庁の登録貸金業者検索で名前が確認できない
貸金業を営む事業者には貸金業登録が必要で、金融庁が登録業者一覧を公開しています。名乗った会社が一覧で確認できない、または類似名で紛らわしい表記になっている場合は、無登録営業の疑いがあります。
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実在する銀行や大手事業者の名前を借りている
実在する銀行や大手貸金業者の名前を無断で使い、信頼させようとするパターンがあります。名乗った会社の公式サイトに掲載された連絡先で、自分から確認するのが確実です。
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連絡が個人の携帯電話やSNSに誘導される
「続きは担当者の携帯にかけてください」「SNSでやり取りしましょう」と、正規の連絡窓口ではなく個人アカウントでのやり取りに移る場合、後から連絡が取れなくなる典型的な流れです。
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契約書類のやり取りがない、または雛形だけを提示する
正規の融資取引では、契約書面の締結と本人確認書類の授受が必ず行われます。書類のやり取りを飛ばして振込だけを求める場合は、正規の融資ではないと判断してかまいません。個人情報の扱いに関しては電話で伝えてはいけない個人情報もご覧ください。
振り込んでしまったときの対処
「振り込んでしまったが、その後の連絡が取れない」「追加の保証金を求められて不審に感じた」という段階で気づいた場合は、それ以上の振込をいったん止め、すぐに次の窓口に連絡してください。
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振込に使った金融機関に連絡する
まず、振込を行った金融機関に電話し、詐欺の疑いがあることを伝えて相談してください。状況次第では、振り込め詐欺救済法に基づく手続きが取れる場合があり、相手方の口座凍結や、被害額の分配手続きに進める可能性があります。時間の経過で口座残高が失われるほど回収可能性は下がるため、早期の連絡が重要です。
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警察相談専用電話「#9110」に連絡する
被害の状況を警察に伝えることで、事件としての把握や被害届の受理につながります。緊急性がある場合は「110」への通報も選択肢です。詐欺電話の判別と対応の一般論は詐欺電話の見分け方も参考にしてください。
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消費者ホットライン「188」に相談する
「188(いやや)」に電話すれば、最寄りの消費生活センターに繋がり、契約解除や返金交渉の道筋について助言を受けられます。相手が特定の法的枠組みでの貸金業に該当するかによっても対応が変わるため、詳細を伝えて相談してください。
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二次被害の勧誘に応じない
被害後に「取り戻せます」「返金の手続きを代行します」と別の相手から電話が来る、二次被害のパターンがあります。「回復」を持ちかける電話には応じず、必ず公的な窓口に相談してください。
家族と共有しておきたい備え
融資保証金詐欺は、資金繰りに悩む方が標的になりやすい面がありますが、家族の困りごとを名目に持ちかけられるケースもあります。ご家族が「保証金を振り込んでほしい」と急に相談してきた場合は、そのお金を振り込む前に、電話の相手や電話番号、要求の内容を家族全員で確認する時間を取ってください。関連する詐欺型の切り分けはオレオレ詐欺の手口もあわせてご覧ください。
家庭内では、「融資の話が電話で来たら、その場で振込を決めない。家族と相談してから決める」というルールを共有しておくとよいでしょう。離れて暮らすご家族への伝え方は離れて暮らす親に伝えたい電話対策、高齢のご家族向けの補足は高齢の家族を勧誘電話から守るためににまとめています。
日頃の備えとして、着信時に発信元を自動で表示できるようにしておくと、不審な番号にいち早く気づけます。電話帳ナビアプリを活用すれば、着信の瞬間に過去のクチコミ情報を確認しやすくなります。固定電話で対応に悩んでいる方は、電話帳ナビアプリを入れた携帯電話に転送する設定にしておけば、固定電話でも着信時に相手を確認しやすくなります。迷惑電話ブロックアプリの活用も家族全員での備えとして有効です。
融資保証金詐欺に関するよくある質問
「まず保証金を振り込めば融資できます」と言われました。応じてよいですか?
正規の金融機関や貸金業者は、融資の実行前に利用者から保証金・手数料を先に振り込ませる取引を行いません。電話でその条件が出てきた時点で、正規の融資ではないと判断してかまいません。振込は行わず、いったん切って、名乗った会社が金融庁の登録貸金業者一覧に載っているかを自分で確認してください。
実在する銀行の名前を名乗っていました。安心してよいですか?
実在する銀行や大手貸金業者の名前を無断で使うパターンがあります。名乗りだけでは判断せず、必ず名乗った会社の公式サイトに掲載された連絡先で、その申し出が本物かを確認してください。相手が伝えてきた電話番号にかけ直すのは避けてください。
個人の口座への振込を指定されました。正規の融資でしょうか?
正規の金融機関の指定口座が、個人名義になることは通常想定されません。個人口座・馴染みのない法人名義口座への振込指定は、詐欺の可能性が高いサインです。振込は行わず、消費者ホットライン「188」や警察相談専用電話「#9110」に相談してください。
保証金を振り込んでしまいました。取り戻す手段はありますか?
状況次第では、振り込め詐欺救済法に基づく口座凍結・分配手続きの対象になる可能性があります。振込に使った金融機関にすぐ連絡し、あわせて警察相談専用電話「#9110」、消費者ホットライン「188」にも相談してください。時間が経つほど回収可能性は下がるため、早期の連絡が重要です。
融資の勧誘電話を受けたら、電話帳ナビで番号を確かめておきませんか?
「保証金を先に」と持ちかける番号は、過去のクチコミから正体が見えてくることもあります。発信元の情報、クチコミ、注意情報を無料で確認できます。
電話帳ナビで番号を検索する →この記事のまとめ
- 融資の実行前に利用者側からお金を振り込ませる流れは、正規の融資取引ではない
- 「本日中」「即日」「特別枠」「保証金」の組み合わせは強い危険サイン
- 実在銀行の無断名乗りに注意し、公式サイトの連絡先で自ら確認する
- 個人口座・馴染みのない法人口座への振込指定は詐欺の可能性が高い
- 振り込んでしまった場合は、金融機関・「#9110」・「188」に速やかに相談する
執筆:電話帳ナビ運営チーム
約20年の電話番号情報サービス運営
月間2億件超の着信判定実績、累計570億件を超える番号識別実績(2026年8月時点)、過去10年間で310万件超の詐欺電話ブロック実績から得た知見をもとに、電話に関する情報を執筆・編集しています。一次情報・データに基づき、ユーザー本位の記事をお届けします。
Y.Fukutoku
編集責任者電話番号情報サービスの運営と迷惑電話・特殊詐欺対策を専門とし、コラム全体の編集方針の策定と対策記事の監修を担っています。
S.Tachibana
編集・記事執筆担当迷惑電話の解析アルゴリズムを専門とし、日々変化する詐欺手口の調査・分析に取り組みながら、コラム記事の執筆を担当しています。
参考情報・公式相談窓口
融資勧誘や被害に関するご相談は、以下の公式窓口もご利用いただけます。
- 消費者ホットライン:188(いやや)(消費者庁)消費生活トラブル全般の相談
- 警察相談専用電話:#9110(警察庁・各都道府県警察)緊急性のない警察相談
- 金融庁(登録貸金業者一覧・注意喚起)
- 独立行政法人 国民生活センター
- 消費者庁(消費者トラブルの注意喚起)
- 緊急の犯罪被害は 110、火災・救急は 119
※「#9110」等の短縮ダイヤルは通常の通話料金がかかります。契約や被害への法的判断が必要な場合は必ず上記公式窓口にご相談ください。